ふとするとディスクサイズが残り少なくなっている。ダウンロードファイルやテンポラリファイルがサイズを逼迫しているのだろうと削除してみるが、意外と減らない。では原因は何だろう。

全体として使っているサイズは分かるが、その中のピンポイントの原因を知るのは難しい。そこでこのツールを使ってみよう。

今回紹介するフリーウェアはTreeSize Free、ディレクトリごとにサイズを表示するユーティリティだ。

TreeSize Freeは起動してチェックするドライブまたはフォルダを指定すればすぐに検査が開始される。結果はツリー上のフォルダ一覧で表示され、サイズの大きい順に表示される。

フォルダを展開すれば、さらにサブフォルダごとにサイズが表示される。表示はKB/MB/GB/混在といった実サイズや、占めている割合でのパーセント表示も可能だ。これを使えば容量を大きく利用しているフォルダやアプリケーションを的確に知ることができそうだ。

常時サブフォルダの容量を表示するユーティリティもあるが、容量計算は中のファイル構成によっては重たい処理になる。整理目的であれば、必要なときにTreeSize Freeを使うのが良いだろう。

JAM Software - Windows Freeware
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