オープンソース系の開発ホスティングサービスとしてはSourceForgeが一番メジャーだろう。最近ではその他にもGoogle Code、RubyForge、CodePlex、Mac OS Forgeなど様々なサービスが存在している。

そのサービスの一つがOrigoだ。そして、ここの特徴としてはクローズドソースなソフトウェアも開発できる点にあり、Web APIが公開されている。このWeb APIを利用して開発されているのがこれだ。

今回紹介するフリーウェアはOrigo API Client、CUIベースのOrigo Web APIクライアントだ。

Origo API ClientはOrigo Web APIのXML-RPCクライアントだ。FTPアップロードやプロジェクトの一覧取得、Wiki書き込み、ブログ作成、コメント追加、バグ管理等ができるようだ。これを使うと何が嬉しいのか…実際単体ではあまり利用しないかも知れない。

一番のメリットとしてはIDEとの連携にある。Eclipse向けのプラグインやEiffelStudioとの連携できるプラグインがすでに存在している。また、VisualStudioとも連携できるようだ。これによりIDEで開発した結果を即座に保存しておくことができるようになる。

オープンソース限定の開発ホスティングではリポジトリがオープンになってしまう点が難点だ。だが、Origoであればクローズドソースのプロジェクトにも利用できる。これは便利なサービスだ。

Origo | Origo
http://origo.ethz.ch/