Railsで開発を行う際にDBは必須だろう。簡易的なものであればSQLiteで良いが、これまでの経験では大抵MySQLが利用されている。

DB管理にはphpMyAdminや、GUIのDB管理ツールを利用してきたが、Rails上で一括管理できるこちらが便利そうだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRailsMyAdmin、Rails上のDB管理ソフトウェアだ。

RailsMyAdminではRailsでのDB設定を利用するので設定も手間もなく簡単に利用できる。インストールはプラグインとして簡単にでき、environment.rbに設定を書き加えるだけでいい。

テーブルの一覧やデータの一覧表示、追加、編集はもちろん可能だ。また、created_at/updated_atといったRails特有のフィールドは値を入れられないのも便利だ。テーブル構造の変更はもちろん不可で、migrationを通じて行うようになっている。

面白いのはSpyという機能で、テーブルに追加されるデータをリアルタイムに見ることができる。データのtailのような動きだ。自動追加されるような場合に便利に使えそうだ。

Railsだけあればすぐに開発が進められるので便利だ。DB管理に別アプリケーションを用立てする必要もないし、むしろRails向けに特化させていく事だってできるだろう。例えばモデル同士の関連でドロップダウンを自動生成してくれる、なんてなっていたら素敵だ。

railsmyadmin - Google Code
http://code.google.com/p/railsmyadmin/