PDFを生成するというニーズはまだまだ多い。むしろPDFの取り扱い数は年々増えているように思える。私自身、オフィス文書などをそのまま渡すことは少なく、PDFへ変換して渡すことのが多い。

そのため誰でも手軽にPDFファイルを作成できる環境作りが大事になってくる。プリンタで印刷するようにPDFを作成するツールは数あるが、こちらもお勧めなツールだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはどこでもPDF、OpenOfficeを使ったPDF作成ソフトウェアだ。

本体はOpenOfficeのマクロとして作られている。元々、OpenOfficeには文書をPDFとしてエクスポートする機能があるが、それを利用してオフィス文書に限らずPDF化できるようになっている。

マクロを引数を与えずに起動すると、メインダイアログが開く。そこでPDF化したいファイルを指定すると、保存先が聞かれる。そこで指定すればPDFが生成されるといった具合だ。関数によっては変換元、変換先を指定するだけでいいというものもある。

便利なVBSファイルが付属しているので、これを改造すればコンテクストメニューの送るメニューから即座にPDF化するといった事も考えられる。OpenOffice2.0/2.1/2.2そしてPortableOpenOfficeが考慮されているので、様々な環境下で便利に使って欲しい。

SourceForge.jp: Project Info - OpenOffice.org ドキュメントプロジェクト
https://sourceforge.jp/projects/openoffice-docj