イベント情報や、自分自身のスケジュールの管理にGoogle Calendarを利用している。ブラウザ上での操作性はもちろん、他のデバイス(Windows Mobileや携帯電話)との同期処理などもできるのが利点だ。

そんなGoogle Calendarではあるが、カレンダー以外の使い方も行ってみよう。Webアプリケーションとの連携はこれを使えば良い。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはgoogle-calendar-js、Google Calendarを表示するJavaScriptだ。

google-calendar-jsはGoogle Calendarの公開用アドレスを使ってデータを取得、表示してくれるライブラリだ。IDとその表示色を指定するだけで、カレンダー式に表示してくれる。

カレンダーは複数指定可能だが、公開設定をしておく必要があるので注意していただきたい。サイトのサイドバーに組み込んだり、コンテンツとして取り入れるのも面白い。表示は通常の予定はもちろん、終日のイベントにも対応している。

いわば、データのメンテナンスをGoogle Calendarで行って、表示を自分のサイトで行うようなものだ。RSS → Google Calendar → サイトなど、Google Calendarをパイプとして使ってみるのも面白い。

google-calendar-js - Google Code
http://code.google.com/p/google-calendar-js/