高性能なグラフを描くのに便利なgnuplot。非常に細かな設定とともに多種多様なグラフが描けるとあって、利用できるケースは多いと思うが、CUIであるのが障壁になって、導入検討していない人も多いのではないだろうか。

そうした時に便利なのがGUIフロントエンドだ。gnuplotについてはこちらを使おう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCueplot、gnuplotのフロントエンドだ。

Cueplotのベーシックな使い方は簡単で、関数を追加して2Dプロットボタンを押すだけだ。各種関数も利用できるので、様々なグラフを表現できる。一度に複数のプロットを行う事も可能だ。

グラフは2Dだけでなく、3Dも利用できる。さらに軸を別にしたり、描画の細かい指定も可能だ。いざとなれば生コマンドを実行できるが、Cueplotの目標はコマンドを使わずにグラフ生成を行うところにある。

CueplotはXgfeを元に開発されているが、日本語対応やクロスプラットフォーム対応等数多くの改変がなされている。gnuplotの普及のためにも今後に期待のかかるソフトウェアだ。

フロントページ - Cueplot PukiWiki
http://cueplot.sourceforge.jp/wiki/

SourceForge.jp: Project Info - Cueplot
http://sourceforge.jp/projects/cueplot/