今、まさに取り組もうとしているプロジェクトにぴったりなソフトウェア。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJODConverter、各種オフィスドキュメントをPDFに変換するソフトウェアだ。

仕組みから言うと、JODConverterはオフィス文書の解析にOpenOfficeを利用している。OpenOfficeをサービスモードで立ち上げ、そこを経由してPDF文書を生成する。なので、再現性はかなり高い。

さらに便利なのはOpenOfficeが日本語で、フォントも入っていれば日本語ファイルもPDF化できる点だ。また、プレゼンテーションファイルはPDFのみならずFlashファイルとして生成する事も可能だ(試してみた限りでは全ページはできなかった)。

Microsoft OfficeのドキュメントをOpenDocumentに変換することもできるなど、かなり幅広く利用できる。TomcatやWebアプリケーションとしての組み込みや、単独で動作する事も想定して開発されている。動作はLinux、Windowsで可能だ。

これは非常に便利なソフトウェアだ。ドキュメントのPDF化に悩んでいる方はぜひ試してみると良い。尚、今回のPDF変換の元はGree Labsのファイルを利用させてもらった。

JODConverter | Art of Solving
http://www.artofsolving.com/opensource/jodconverter

SourceForge.net: JODConverter
http://sourceforge.net/projects/jodconverter/