予定を書き込むカレンダーソフトウェアは、主にWeb型とローカルインストール型が存在する。異なるプラットフォームで利用したり、複数箇所で使い分ける場合はWeb型を選択する人が多いだろう。

だが、セキュリティの面や万一の漏洩を考えて控えてしまっている人も多いはず。そうした時に便利なのがマルチプラットフォームに対応したローカル型だ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはk5n Desktop Calendar、Java製のカレンダーアプリケーションだ。

k5n Desktop Calendarは特にインストールする事なく使えるので便利だ。Java製だけあって、Windows/Mac OSX/Linuxを問わず動作するのが利点だ。

機能はそれ程多くないはないが、複数のカレンダーを作成したり、リモートのカレンダーを取り込んだりと言った事は可能だ。また、ローカルのカレンダーはiCal形式で出力できる。

データはユーザホーム以下に保存されるのだが、これが指定できればUSBメモリに入れて持ち歩け、どんなPCでも実行できる素晴らしいカレンダーソフトウェアになるはずだ。

SourceForge.net: k5n Desktop Calendar
http://sourceforge.net/projects/k5ndesktopcal/