プレゼンテーションで、全体の流れが予め出来上がっている時は良いが、どうも考えが散発してうまくいかないことがある。そうした時はまず、自分の考えをまとめておくのが良い。全て洗い出し、カテゴライズしていけばいい。

そして、考えを整理するのに役立つのがマインドマップだ。プレゼンテーションとマインドマップ、この二つを組み合わせてできあがるのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはmm2s5、マインドマップをプレゼンテーションに変換するソフトウェアだ。

生成されるのはs5というHTMLベースのプレゼンテーションファイルだ。リスト表示(黒丸、数字など)、ストップライト(順番に赤くなる)、テーブル、リンクなどがサポートされている。

通常のマインドマップの使い方とは異なるが、これは便利かも知れない。バツ印をつければプレゼンテーションとして表示されないので、左半分で考えを整理しつつ、右半分にプレゼンテーションを作っていくといった使い方ができそうだ。

HTMLベースなので、スキンを作っておけば自社向けに生成するのも簡単だ。マインドマップを多用している人にはぜひ試してもらいたいソフトウェアだ。

mm2s5 - Google Code
http://code.google.com/p/mm2s5/