コンピュータというのはどれだけ速くともその追求が尽きるところがない。スペックは予算に応じて我慢できるが、その中ではできるだけの高速化を目指そうとする。実際、その体感速度によって作業するモチベーションも変わってしまう。

限られたリソースでできるだけ速くするにはどうしたらいいだろう。幾つかの手法があると思うが、これもまた一つの手だ。

今回紹介するフリーウェアはSpeed Freak、Mac OSX向けのアプリケーション高速化ユーティリティだ。

Speed Freakは一番手前の(つまり今作業中の)アプリケーションのCPU割り当てを増やしてくれる。そのためバックグラウンドで動作するアプリケーションは遅くなる。だが、大抵手前のアプリケーションが大事なのでこれは便利だ。

割り当ての割合は自分でも変更できるが、その設定さえしてしまえば後は特にすることはない。そのまま作業を続けていて良い。自動で作業中のアプリケーションに対して優先度を設定してくれる。

実際試している限りでは体感的には若干速くなったか…と言う程度だ。もしかすると相性の良いアプリケーションがあるのかも知れない。が、FirefoxやParallelsなど、少しでも速くと思っていたアプリケーションは多いので、しばらく使って体験してみようと思っている。

Big Fat Stinking Software - Utilities
http://home.comcast.net/~jeff.ulicny/software/utils.html#sf