メールとカレンダーは親和性が高い。大抵、メールのやり取りの中で日時が書かれ、予定が決められていく。そう考えるとメールとカレンダーは同じアプリケーションで提供されるほうが便利だ。

メーラーはThunderbird、カレンダーはGoogleカレンダーを使っていると言う方に朗報なのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLightning、Thunderbirdにカレンダー機能を付与するThunderbirdアドオンだ。

Lightningは同じMozilla系のソフトウェアである、SunbirdをThunderbirdに実装しようと言うソフトウェアだ。操作性の良いカレンダーソフトウェアになっている。そして先日のアップデートで0.5(英語版)よりGoogleカレンダーとの同期機能が追加された。

これはほぼリアルタイムで変更が同期される。Googleカレンダー側で変更してもいいし、Thunderbird側で変更しても良い。Google Gearsにより、Googleカレンダーがオフラインで利用できるようになると別だが、オフラインで見られないと言う問題に対してThunderbird+Lightningという組み合わせはなかなか良い。

尚、利用のためにはProvider for Google Calendarと言う拡張も必要になるので注意していただきたい。また、単体のSunbirdであっても利用できるので、カレンダー単体が好みの方はそちらの導入も検討されたい。

Lightning - Download
http://www.mozilla.org/projects/calendar/lightning/download.html

Sunbird - Download
http://www.mozilla.org/projects/calendar/sunbird/download.html