「あれ、あの情報どこに載っていたんだっけ?」そう思ってGoogleで探してみるも、検索キーワードが思い浮かばず見つからない…そんな経験をした事はないだろうか。

既知の情報を探すのは意外と難しい。そこで使ってみたいのがこれだ。

今回紹介するフリーウェアはSlogger、閲覧したページを自動保存してくれるFirefoxアドオンだ。ソースは公開されているがラインセンスは明記されていないのでご注意いただきたい。

これまで、私の環境ではScrapBookを使って自動保存を行っていた。だが、全てのファイルを保存するのでサイズが大きくなるのが問題だった。また、不要なサイト(GoogleやMOONGIFTなど)のデータも保存されてしまい、後で消す必要があった。

SloggerではHTMLレベルでの保存か、テキストのみかと言った選択が可能だ。テキストのみにすればサイズはさほど大きくはない。また、正規表現などを使って保存する対象を設定でき、"$url".match(/^https:/)等とすればHTTPSでのアクセスデータは保存しなくなる。

データの保存さえできてしまえば、Grepはもちろん、各種デスクトップ検索ソフトウェアで探すことができるようになる。非常に便利に使えるだろう。

また、ボタンを押したタイミングなどで、見ているページのタイトルなどをHTMLとして保存する機能もある。これはニュースサイトなどを流し読みしつつ、ブログのネタを書き溜める際などに利用できそうだ(筆者Mac OSXではうまくいなかったが)。

既知の情報を効率よく管理できれば、生産性はぐっと高まる。HDDの容量が増えている昨今、試してみてはいかがだろうか。

Ken Schutte.com: Slogger
http://www.kenschutte.com/slogger/