画像を自由自在に操作「OpenCV」
先日、The Laughing Man Hacks You!をはじめて使ってみたのだが、これは非常に面白い。画像の中から顔と思わしき部分を認識して、笑い男の画像を貼り付けてくれる。
こうした画像の中から特徴ある部分を抽出してくれるのがこのソフトウェアだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはOpenCV、Intel謹製の画像認識ライブラリだ。
OpenCVはWindows、Mac OSX、Linux向けの提供されている。Windowsの場合、バイナリで提供されるので手軽だ。PythonやCのサンプルソースも多数付属している。
顔を認識して枠をつけるサンプルや、エッジの検出、モザイク化していくものなど様々なサンプルが用意されている。動作確認はできていないが、Web-Camと連携してリアルタイムに処理を行う事もできるようだ。また、オブジェクトを定義したXMLを作成することにより、顔以外のもの(目だけ、体だけ)を認識させるといった事もできるようだ。
全体として処理が高速に行われるのが凄い。Intel謹製とあって、その技術力の高さがうかがい知れるソフトウェアだ。
Open Source Computer Vision Library
http://www.intel.com/technology/computing/opencv/index.htm
SourceForge.net: Open Computer Vision Library
http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/
その他のスクリーンショットはこちら。元画像と、エッジ検出。
線が次々に引かれていく。
微細なエッジを検出するものも。