OSでは様々な言語、環境に対応する必要がある。英語圏だけでなく、日本語等の二バイト文字圏への対応、キーボード配置等、国や文化圏によって利用環境は大幅に異なる。

Mac OSXでもそれは変わらない。だが、他の言語にむけた環境は自分にとっては不要なものだ。では削除してしまおう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMonolingual、Mac OSXの不要なリソースをまとめて削除してくれるソフトウェアだ。

Monolingualで削除するデータは大きく分けて3つに区分される。言語、入力そしてアーキテクチャだ。最低限必要であろう言語は事前に削除対象外になっているので安心だ。更に不要なものがあれば選択すれば良い。

入力も同様で、インプットメソッド等で不要なものがあれば選択すれば良い。そしてアーキテクチャは自分の環境以外は全て選択状態になっているはずだ。

内容を確認したら、削除ボタンを押せば良い。時間はかかるが、その内削除処理が完了する。筆者環境下では764MBが削除された。

限られたリソースを有効に活用するため、不要なものは極力削除したい。だが、その選別は非常に難しい。Monolingualを使えば、初心者でも手軽に効率化が可能だ。尚、当たり前だが一度削除してしまったものの復活は難しいので、削除する際には自己責任の上、慎重に作業されたい。

Monolingual
http://monolingual.sourceforge.net/