ソートもメニューもウィンドウも。2.0向けJavaScriptフレームワーク「Ext」
昨日紹介したTable Sorterは何より手軽に導入できる点がメリットだ。簡易的な表をユーザビリティの高いものへと昇華してくれる。そして、さらに便利な機能を付け足してくれるのがこのライブラリだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはExt、Web2.0系サイトを作るのに便利なJavaScriptフレームワークだ。
Extは、元々Yahoo UI Libraryをさらに拡張するために作られたライブラリで、現在はYahoo UI Library以外にもprototype.jp+scriptaculousやjQueryを基礎として組み合わせることが可能になっている。
非常に洗練されたフレームワークで、数行程度のコードで高度なインタフェースや操作を実現できるようになっている。そしてTable Sorter同様にテーブルをソート対応にする事もできる。さらに列をドラッグで移動させたり、固定(左端に固定表示)する事も可能だ。
他にもメニューを表示する機能や、ウィンドウやダイアログの表示、タブ表示なども機能別に提供される。サンプルではそれらの動作を見ることもでき、RSSリーダーを動かすこともできる。Adobe ApolloのFresh Feed Readerにも採用されている。
対応ブラウザはIE6以上、Firefox 1.5以上、Safari 2以上そしてOpera 9以上となっている。洗練さえたWebアプリケーションの構築はもちろん、各ライブラリの機能を知っておけば開発の際に役立つ場面も多そうだ。
Ext JS - JavaScript Library
http://extjs.com/
via usuilog-プログラミングメモ: [JavaScript][Ext]ソート可能なテーブルを実装する
http://usuilog.blogspot.com/2007/06/javascriptext.html
他のサンプルは以下。ブログコメント用ダイアログ
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