PC操作を口や紙で説明するほど面倒な事はない。こちらが画面も見られず、電話などでヘルプをするのは時間もかかり、実際できているのかどうかの確認もしづらい。

Windows同士であれば、MSN Messangerを使ったアプリケーション共有で対応できる事も多々ある。だが、複数人で同時に接続することはできない。そこで使ってみたいのがこれだ。

今回紹介するフリーウェアはSharedView、Microsoft謹製のアプリケーション共有ソフトウェアだ。

SharedViewはWindows XP/Vistaに対応するフリーウェアで、Windows Live IDが必要になる。ログインしたら、SharedViewを使っている相手のユーザIDを入力すれば接続が開始され、相手が許可すればコネクションが張られる。

後は共有したいアプリケーションを選択するだけで、相手の画面にアプリケーションが表示される。尚、修正は一人のみ可能なようで、もう一人は画面上にラインを引く事ができるだけだ。このラインを引くと言うのが面白く、間違っている場所や注目すべき場所に線を引いて、相手に操作を促すと言ったことができる。

Windowsには元々このような画面共有を行う機能があるが、SharedViewの特徴は最大15人まで接続を共有できる点にある。一度に複数人に説明する、プレゼン的な使い方も考えられる。

インターネット経由であるため、重たいのが若干気になるところだ。ただ、現状はベータ版であるので今後の改善に期待したいソフトウェアだ。

Welcome to Microsoft SharedView Beta
 http://www.connect.microsoft.com/content/content.aspx?ContentID=1301&SiteID=94