ローカルのみならずインターネット上にファイルを配置することが増え、その境界が薄らいできている。そんな中、FTPやSSH(SCP)でファイルを配置する際、専用クライアントを使う事が多いが、面倒に感じ始めていた。

そうした時に便利なのがMacFuseだ。あたかもリモートドライブのように、FTPサーバやSSHサーバさらにGMailなどとも接続できる。だが、こうしたソフトウェアにありがちな設定が面倒と言う問題があった。そこで使うのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMacFusion、手軽にMacFuseを利用できるソフトウェアだ。

MacFusionはMacFuseが必須なので、別途インストールを行う必要がある。その後、MacFusionを起動するとメニューバーにアイコンが表示される。

接続に関する情報はGUIで設定できる。設定後、マウントを実行すればデス クトップにリモートドライブとしてSSH、FTP接続された内容が表示される。これでFinderで表示されているファイル同様に扱えるようになる。

お気に入りとして登録しておけば、いつでも簡単に呼び出せるようになる。特殊な操作などは専用クライアントソフトウェアには負けるだろうが、通常のファイル操作等であればこちらのほうが簡単ではないだろうか。何より専門知識が殆ど必要なく使えるのが便利だ。

 

 

MacFusion | The GUI for MacFUSE
 http://www.sccs.swarthmore.edu/users/08/mgorbach/MacFusionWeb/

macfusion - Google Code(プロジェクトサイト)
 http://code.google.com/p/macfusion/