高速に、でも手軽に解析「ApacheLogViewer」

MOONGIFTの表示形式をインデックス上で全文表示に切り替えたため、記事ごとのアクセス数が取得できない状態になってしまった。その辺りは便利さとの引き換えで致し方ないとして、ついでにアクセス解析ソフトウェアも切り替えてみる事にした。

今後、色々なものを試しためしご紹介していこうと思う。

まずは第一弾、Windows上で簡単に動くアクセス解析ソフトウェアだ。ApacheLogViewerはインストール不要で、すぐに動かせる手軽なアクセス解析ソフトウェアだ。

起動したら、Apacheのログファイルを指定するだけで良い。まずはIPアドレスごとの表示したファイル、そして表示スパンなどが一覧表示される。そこを眺めるだけでも良いが、右クリック(コンテクストメニュー)から統計を選んだ後の画面が面白い。

例えばこれはrobot.txtを読み込んだクローラーの一覧。昨日(と言っても途中からですが)は128件のクローラーが訪問したようだ。

 

 

 

 

 

そしてこちらはディレクトリパスごとのアクセス結果。/を除くと、/oss(オープンソース紹介)へのアクセスが多いようだ。

この辺りでサブドメインを全て統一した効果が出てきそうな所。

 

 

 

 

こちらはURLごとの一覧。人気記事と言ったデータはこちらが分かりやすい。ちなみに一番アクセスが多い、/fw/intro/i-3549.htmlと言うのは昨日の「Google Maps Mobile」。

 

 

 

 

こちらはドメインごとのリファラー。昨日は珍しくYahooからの検索訪問者が多い。これまでの統計ではGoogleが多い。

 

 

 

 

 

そして最後に検索キーワードの一覧。一番の人気が「FairUse4WM」なのが何ともな気がしますが。

 

 

 

 

 

 

こちらは設定画面。解析に対して事細かに設定が行える。

クライアント版の場合の便利な点は、設定を切り替える事で即座に解析結果に反映できる点だろう(データ量にもよるだろうが)。逆にお勧めできないのは対象データがあまりに大量である場合だ。クライアントマシンのリソースを使って解析するので、あまりスペックの高くないマシンでは快適な操作性は得られないだろう。

だが、それ程アクセスの多くないサービスで手軽に解析したい場合などに便利なソフトウェアだ。

ApacheLogViewer
 http://home.ns01.info/circle/ApacheLogViewer/