自分専用のRSSリーダーを「FoFRedux」

RSSリーダーは主に三種類存在する。一つがローカルアプリケーション型で、一つがWebアプリケーション型、最後がASP型だ。インストールや設定の手間隙を考えると、ASP > ローカル > Webアプリケーションと言う形になるだろうか。だが、他の人との共有をせず、ローカルのリソースを使わない方法となると、Web型が便利な存在になる。

Web型の便利な点は、一度設定してしまえばクローリングも自動化され、気がついた時に見れば、未読がたまっている事だろう。また、検索時の負荷や記事のデータはサーバに一存され、クライアントマシンが壊れても問題ない。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはFoFRedux、シンプルなインタフェースのWeb型RSSリーダーだ。

イ ンストールは同梱されている「config.php.sample」を「``config.php」にリネームし、DBの設定を行ったら、http://your-server/install.phpを実行するだけだ。

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インストールが終わったら、次にカテゴリーの設定を行う。なぜかリンクがないので、http://your-server/addcategory.phpにアクセスしよう。

このようにカテゴリーを追加できる。UTF-8に対応しているので、日本語でもカテゴリ作成も可能だ。

 RSSフィードを追加するには、rssと言うリンクをクリックすれば、良い。

 

 

 

 

これがRSSフィードの追加画面。個別に指定することも、OPMLを使って一括登録することもできる。

 

 

 

 

 

実際のフィード表示画面は次のような形だ。

このようなpanelビューと、フレームで区切られたframeビューがある。携帯電話やPDAなどの画面領域が限られた情報端末であれば、panelビューが良いだろう。PCであれば、frameビューの方が見やすい。

 

 

 

こちらはframeビュー。各フィードごとに未読を表示できる。

 

 

 

 

 

記事に詳細がある場合は以下のように表示される。

さらに検索を行うと、検索文字列がハイライト表示される機能もある。

他にもタグ管理(タグは予め登録しておく必要がある)機能もある等、実用十分な機能が多数盛り込まれている。

個人的にはクライアントPCに対して重要なデータを蓄積しないようにしているので、代替Webアプリケーションがあればそちらを利用するようにしている。また、様々なニュースを逐一チェックしたい、RSSリーダーの場合はWeb型を使うことで情報端末形態や場所を問わず利用できる便利さが良い。

後はASP型か、インストール型かの選択になるが、これまで使ってきたASP型がどうも好みでない…そう言う方にはカスタマイズもできるFoFReduxがお勧めだ。

FeedOnFeeds-Redux (FoFRedux)
 http://fofredux.sourceforge.net/

SourceForge.net: FoFRedux(プロジェクトサイト)
 http://sourceforge.net/projects/fofredux