レジストリ編集をもっと簡単に「RegGlass」

レジストリの編集は、その操作法によって起動しなくなる、または何らかの不具合を起こすといったリスクもあるが、そもそも編集方法が面倒と言うのが難点だ。

例えば、WinPTでGnuPGのパスを設定するのは、

HKEY_CURRENT_USER\Software\GNU\GnuPG\HomeDir

と言う値になる。この際、レジストリエディタを開いて、ツリーを順番にたどっていくという作業が必要になるのだが、これが最も面倒くさい。それもあって、レジストリ編集=面倒と言うイメージがある。

そこで、多少なりとも簡単にする方法がRegGlassを使う事にある。

今回紹介するフリーウェアはRegGlass、ジャンプ機能のあるレジストリ検索ソフトウェアだ。

 レジストリ検索機能は、検索文字列を入力して、検索場所を指定したら検索ボタンを押せば良いだけだ。

後は検索結果を右クリックして、ジャンプボタンを押せば該当のレジストリデータがレジストリエディタで開かれる。

また、キー名のコピーを選ぶと、キーまでのレジストリパスがクリップボードにコピーされる。これは誰かにレジストリの情報を教えたり、テキストに書き出したりする場合に便利だ。

履歴機能もあり、ジャンプしたレジストリに関するデータが保存される(デフォルトで20個)。

思わず閉じてしまった時などに、また検索をやり直すことなく使えるので便利だ。

 

 

 

そして小粒ながら最も便利だと思われるのが、キー名を指定してジャンプする機能だ。Webやテキストのデータで指定されたレジストリパスをコピーして貼り付けるだけで該当レジストリパスへ一発で移動できる。

レジストリを多用する人はもちろん、時々しか使わないからこそいざと言う時に手軽に使いたいという人にもお勧めだ。

RegGlass
 http://hp.vector.co.jp/authors/VA037892/regglass/regglass.html