ウィンドウ切り替えせずにスクロールできる「Wheel Redirector」 // MOONGIFT Archived

ウィンドウの切り替えが面倒くさい人向け。

ふとアクティブでないウィンドウをスクロールしたいと思ったとしよう。いちいちウィンドウをクリックしてアクティブにする必要があるのが面倒だ。

Webページやファイル一覧などで縦長のウィンドウになる事は良くある。資料を書きつつ、情報をウィンドウを切り替える事なく見られれば便利な事受けあいだ。

今回紹介するフリーウェアはWheel Redirector、ウィンドウの切り替えなしでスクロールが出来るユーティリティだ。ソースは公開されているが、ライセンス上はオープンソースではないのでこちらでのご紹介となる。

インストーラ版、Zip版があるが、今回はZip版を利用している。ダウンロード後、解答すると以下のようなファイル構成になっている。

ここで、Wheel Redirector.exeを実行すると、タスクトレイにアイコンが表示される。

アイコンが表示されている状態。画面右のアイコンがそうです。

この状態になれば、スクロールがいつでも利用できる。実際に、アクティブでないウィンドウにマウスを持っていこう。

例えばこうして画面が表示されている時に、下のウィンドウ（ここではFirefoxの画面）の下のほうが見たい場合がある。

そんな時にWheel Redirectorがあると、アクティブでなくともマウスカーソルさえ持っていけばスクロールが利用できるようになる。

これは便利、と言うよりも標準機能として実装して欲しい位だ。

こちらは動作の編集オプション画面。

他にもこうしたオプションが様々にあるので、詳細な設定が可能だ。

一度この手軽さを覚えると、手放せなくなるユーティリティだ。