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セキュアなメール環境を実現

公開鍵をP2Pで管理し、プロキシサーバとして動作するメール暗号化ソフトウェアです。

セキュアなメール環境を実現

Tiger Envelopes スクリーンショット

メールは安全だと思われがちだが、実はデータは平文でやり取りされているので、盗聴されるとセキュリティ的には非常に脆い。暗号化技術も幾つかあるが、運用上の手間などから実際に取り入れている企業は少ないのではなかろうか。

そこに心強い味方の登場だ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTiger Envelopes、メール暗号化ソフトウェアだ。

Tiger Envelopesはプロキシとして動作するので、普段使っているメールクライアントを変更する必要はない。現状、WindowsではOutlook/Outlook Express/Thunderbirdが、Mac OSXではMail/Thunderbird、そしてLinuxでKMailが対応している。

特徴的なのは公開鍵の管理をサーバではなく、P2Pで行っている点にある。また、プロキシとして(POP3は9110、IMAPは9143、SMTPが9025)動作するので、一つのマシン上にインストールして皆で利用することもできる。

セキュアな仕組みを意識する事無く利用できれば便利になるだろう。メールが活用されているからこそ、こういった仕組みがもっと普及して欲しい。

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