Apache Harmony、インキュベータ段階を卒業–トップレベルプロジェクトに - CNET Japanより。

ここで引っかかるのはやはりSunのJavaオープンソース化でしょう。記事中で、プロジェクト委員長のMagnusson氏は

ApacheとSunが持つコミュニティは異なり、ライセンス、貢献の条件、管理モデルも異なる」と述べ、「(SunがJavaをオープンソースにしたことは)われわれの取り組みに変更を与えるものではない。ユーザーや貢献者にとってオープンソース版Javaの選択肢が増えることを意味するだけであり、これは好ましいことだ

と書いていて、今後も平行して開発を進めていくとしています。また、Harmonyプロジェクトに協力しているIBMは、

Sunは、新たにオープンソースのJavaプロジェクトを立ち上げるよりも、HarmonyなどのすでにあるApacheプロジェクトにソースコードを貢献するべきだった。

と語ったとあります。確かに選択肢が増える事は良し悪しですので、どちらもいい方向に進むことを期待しましょう。