PHPを実行ファイルに

手軽に作業を自動化できるスクリプト。便利だけれど環境を整えるのは面倒だ。そこでスクリプトを実行ファイルにしてしまおう。

PHPを実行ファイルに

日々の作業を手軽にするのにプログラムは非常に便利だ。WSHのようなWindows向けもあれば、Ruby/PHP/Perl/Pythonのようなスクリプト言語も便利な存在だ。だが、スクリプト言語は環境を用意する手間の分、WSHやJScriptよりも手軽さが低い。

だったらコンパイルしてバイナリで配布してしまえば良い。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPHPCompiler、PHPを実行ファイルにしてしまうソフトウェアだ。

この手のソフトウェアは各スクリプト言語には大抵存在する。勿論、PHPでも存在する。ソースファイルを指定して、出力先実行ファイル名を決めたらCompileボタンを押すだけだ。但し実行する際にはphp4ts.dll（同梱されている）が必要だ。

requireやincludeを使っている場合は、それらをファイル中に展開するかどうか指定できる。コマンドラインのアプリケーションは問題なかったが、バージョンが0.0.2βなので、その点ご注意いただきたい。

ファイルの移動やリネーム等、簡単な操作なら得意な言語で書いたほうが早い。配布も実行ファイル形式の方が早いだろう。

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