pgFouine
現状を知る
ボトルネックは何だ?改善をするためにもまず現状分析を行おう。
現状を知る
データベースは企業システムの中心を担っている。様々な開発案件でデータベースが利用され、何人ものプログラマがSQLを書いている。そんな中には非効率的なものも含まれるようになる。
厄介なのはそうした非効率的なSQLに限って数多く使われていたりする事だ。ただ、非効率的であろうとなかろうと、現状を分析し、リマイニングし続ける必要はある。その際にはまず、現状を知る事が大切だ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはpgFouine、PostgreSQLレポーティングソフトウェアだ。
pgFouineはPHPで開発されているが、CUIで動作させる。解析結果はグラフとHTML(オプションで指定した場合)を使って表示される。グラフィカルで分かりやすい。
PostgreSQLは7系、8系ともに対応している。ログはsyslogに出力する必要があるが、ITProの記事では通常のログファイルに対応させる方法を紹介している。7系ではlog_line_prefixの設定が無いので、対応させようと思うともう少し修正が必要そうだ(筆者は諦めてsyslogにした)。
複雑なサブクエリになるとエラーが出てしまうケースがあったが、通常のSQLであれば問題なく解析された。ボトルネックを知り、システムの効率を更に高めよう。
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