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あっと思う、その時のために

CVSやSubversionでは大掛かりかな、と思いつつもバージョン管理は使いたい。そんな時にはRCSを検討しよう。

あっと思う、その時のために

GNU RCS スクリーンショット

設定ファイルやメモ書き、プログラム等、日々新しいファイルが作られたり、修正されたりする。ふとすると以前の内容を消してしまったり、上書きしてしまう事はないだろうか。

そこで大抵、バックアップファイルが作成される。だが管理が煩雑化したり、余計な混乱を生む。CVSやSubversionを入れるほどではないのだが…と言う事は多々あると思う。そこで利用したいのは手軽なバージョン管理システムだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGNU RCS、個人利用向けのバージョン(RCSのRはリビジョンだが)管理システムだ。

RCSはコマンドラインベースで利用でき、Windowsでも動作するので個人で利用するのに適している。チェックインして、ファイルを登録し、次にチェックアウトして編集すると言うシンプルな流れだ。

クライアントだけで動作させられる手軽さで、直ぐにでも始められる。一度ファイルを登録さえしておけば良く、編集によって間違った上書きをしてしまっても直ぐに戻せるようになる。

企業内でバージョン管理に一度触れると手放せなくなる。また、色々なファイルを管理したくなる。だが、そんな勝手にファイルを作るわけにもいかない、そんな時にはRCSで管理しよう。

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