Windows Script Encoder サムネイル

少なくとも難読化

幾らオープンソースの流れがあろうとも、見せたくないものは見せたくない。安易な改変を防ぐためにも、エンコードしよう。

少なくとも難読化

Windows Script Encoder スクリーンショット

オープンソースの流れを受けて、ソースを公開する動きは強まっている。だが、逆にソースを保護する動きもある。スクリプト言語となると、ソースがそのまま表示されてしまい、不正な利用を止める事が難しい。

この言語でそこまで重要な処理が行われるかは定かではないが、WSHやJScriptだって立派なスクリプト言語だ。安易に財産が流出しないよう、保護しよう。

今回紹介するフリーウェアはWindows Script Encoder、WSH/JScriptのエンコードソフトウェアだ。

エンコードなので、暗号化ではない。だが、いたずらに流出してしまう事は防げるはずだ。改変を防ぐ上でも有効に働くはずだ。尚、2バイト文字は対応していない。

実行は簡単で、コマンドプロンプト上でscrenc.exeを使い、エンコードしたいファイルとエンコード後のファイル名を指定する。尚、*.vbsは*.vbe(VBScript Encode)、*.jsは*.jse(JScript Encode)になる。<script language=“JScript.Encode”>と書けばHTML中でも利用できる(動作ブラウザがIE限定になるが)。

最近、JavaScriptが非常に持てはやされている。優れたシステムを公開しやすくするためにも、こう言った対応は必要になりそうだ。

Windows Script Encoder レビューはこちら