TestDisk サムネイル

それはいつか突然に

考えたくはないけれど。いつかは起こるHDDの故障。そんな時に救いの手になるかも知れないソフトウェアです。

それはいつか突然に

TestDisk スクリーンショット

形あるものいつか壊れる。HDDだっていつか壊れる。そのためにもいつ壊れても良いような体勢をとっておく必要がある。とは言いつつも壊れればやはりショックだ。

壊れ方にも幾つかある。MBR(マスターブートレコード)が壊れ、パーティションの認識が出来なくなったら、まだ諦めてはいけない。我らにはこれがある。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTestDisk、パーティション情報復旧ソフトウェアだ。

TestDiskではMBRが破損し、パーティションが認識できなくなってしまった場合に復旧してくれる可能性がある。BeFS(BeOS向け)/BSD disklabel/CramFS/FAT12/FAT16/FAT32/HFS/HFS+/Ext2/Ext3/Linux Raid(1/4/5/6)/Linux Swap(1/2)/LVM/NTFS/ReiserFS等が対応している。

更にブートセレクタが壊れた場合も、バックアップブートセレクタからの復旧や新規作成する機能もある。WindowsやDOS、更にLinux、BSDで動作するので、Windows HDDが壊れた場合にKNOPPIXから復旧できる可能性がある。

壊れた時のショックは実際に体験しないと実感しづらい。だが、いつかは壊れる。用意できていれば良いが、間に合わなかったらTestDiskを頼ろう。

TestDisk レビューはこちら