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Webベースのデータベースクライアント

社内向けシステムの開発コスト低減、情報共有に効果的?Webベースのデータベースフロントエンドです。

Webベースのデータベースクライアント

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情報の蓄積は、大抵テキストファイルや手書きのメモから始まる。それが多くなると、Excelなどの表計算になり、更に膨れるとデータベースへと移行する。この表計算からデータベースへの移行が大きな変革だ。

データベースを使ったアプリケーションと言うと、どうしても開発が伴うように感じてしまう。Accessなどの簡易DBでも良いが、多人数で読み書きする事を想定するとそうもいかない。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはphpLabware、PHPを使ったデータベースフロントエンドだ。

phpLabwareはPostgreSQLやMySQL、Oracle等を利用する。そしてインタフェースは単純な表や項目表示を行う事が出来る。類似するものとして(規模や完成度は全く異なるが)Google Baseサイボウズ デヂエ等が挙げられる。読み書きの権限設定も可能だ。

データを蓄積したら、次はビューの作成だ。ビューはテーブルを組み合わせて行う。複数のテーブルを組み合わせたビュー等はできないようだが、MySQLやPostgreSQLに蓄積されていれば、ニーズが高度化した時の対応も容易だ。

データを一元管理する事でインタフェースの入れ替えだけでシステムの様相ががらりと変わる。初期段階からの開発コストを低減するのにも役立つソフトウェアだ。

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