GCJ
Javaからネイティブへ
Javaソースファイルやクラスファイルからネイティブコードを生成するAOT(Ahead Of Time)コンパイラです。
Javaからネイティブへ
Javaの良い所、それはOSの壁を越えて実行できる点がその一つに挙げられるが、メモリの消費量や、動作の重たさでレンタルサーバ等では利用できない事が多い。
現状ではまだ難しいかも知れないが、近い将来解決するかも知れない。Javaを中間コードを経由せず、ネイティブコードへ一気に飛躍させてしまおう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGCJ、JavaのAhead-of-Time(AOT)コンパイラだ。
GCJを使ってコンパイルすると、通常の実行ファイルと同様の操作で処理を実行する事が出来る。Javaのライブラリを含むのでサイズが大きくなりがちだが、ただただ凄いと思える。
興味深いのはFedora CoreのTomcat/Eclipseと言った実績あるソフトウェアもGCJで実行されている点だ。それだけサポート範囲が広がってきていると言う事だろう。
速度面での向上が期待できるのだが、メモリを考えるとまだ難しい面もあるようだ。だが、今後への期待は非常に大きいソフトウェアだ。
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