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デフォルトと独特の中間

エクスプローラでは細かい所に手が届かない、でもファイラーは特殊過ぎる…そんな両極端の間にいてくれるファイラーです。

デフォルトと独特の中間

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Windows標準のファイル管理ツールと言えば、エクスプローラだ。初心者にも分かりやすいと言えば良いのだが、逆に使い慣れてくると色々な部分で使い勝手が悪く感じられてくる。

かと言って、世にある様々なファイラー達は、かなり独特な使い勝手だ。慣れれば勿論、使いやすいのだろうが、取っ掛かりは悪い。エクスプローラとファイラーの中間を担えるソフトウェアはないだろうか。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはAvesta、タブ付エクスプローラとも言うべきファイラーのご紹介だ。ソースは公開されているが独自ライセンスなので、その点ご注意されたい。但し、基本的にはArtistic Licenceと同等との事。

Avestaの良さは、まずタブ表示が可能だという事だ。幾つもエクスプローラを立ち上げずに済む。更に他のエクスプローラ拡張(Fire File Copy、MigemizeExplorer、Registry Explorer、アーカイブX等)と連携が取れる拡張性も売りだ。

更にPythonにより、詳細なカスタマイズも出来る。こちらは必須ではないので、よりディープな世界に浸りたい方向けと言える。マウスジェスチャーと多彩なキーボードショートカットが実装され、どちらを得意とする人も便利に使えそうだ。

各種設定はXMLファイルをテキストファイルで修正し行う。この点が若干敷居が高いかも知れないが、デフォルトで使いこなし、更に便利にしたくなったら利用するようにすれば、覚えるのも苦ではないだろう。

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