VirtualWiFi サムネイル

見えないものの仮想化

Microsoft謹製の無線LAN仮想化ソフトウェアです。

見えないものの仮想化

VirtualWiFi スクリーンショット

家庭や会社での無線LANが当たり前になりつつある。屋外でも無線を提供している場所が多くなっている。やはりどこでも利用できる、有線の煩わしさがないのは嬉しい。大量のデータをやり取りする訳でなければ、54Mbpsもあれば十分だろう。

無線LANの良い所は、物理的な機材の必要なしにネットワークに接続できる事だろう(無線LANカードは必要だが)。LANカード二枚挿しのような芸当も、それとなく出来てしまいそうな予感がする。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはVirtualWiFi、Microsoft謹製の無線LANカード仮想化ソフトウェアだ。

これを使うとどんなサービスが考えられるだろう。二枚挿し(実際には刺さっていないが)によるサービスの分化は勿論、一台がインターネットに接続と同時にルーター化して、ネットワーク接続を共有するなんて事もできるかも知れない。

現状ではWEPや802.1Xに対応できていないと言う問題はあるが、試みは非常に面白い。見えないものを仮想化する事で、物理的な制限を受けずに増やす事ができる。

無線LANカードによっては専用の設定ツールが付属しているが、使い勝手の悪い場合もある(逆に使い勝手の良い場合もあるが)。OSレベルで対応してくれればユーザにとっても有益だろう。

VirtualWiFi レビューはこちら