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護れ、機密情報

FD起動のLinuxを利用してHDDの消去を行います。

護れ、機密情報

HDDクリアFD スクリーンショット

誰だって他人に知られたくないデータがあるはずだ(それが公共良俗に反するかどうかは別として)。企業であってもそれは同様だ。特に取引情報や財務関係、個人情報等様々なデータが機密扱いになっているはずだ。

最近はそれらのデータを消去してくれるサービスが出ているが、これらの業者の信頼度はどの程度のものだろう。まさかないとは思うが、横流しやデータをピックアップしている悪徳業者もあるかも知れない。そんな事を考えたら、事前に消去してから引き渡す方が安心だ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはHDDデータ消去ソフトウェアだ。

使い方は簡単だ。Windowsであれば、公式サイトからrawrite.exe、HDCLFD.IMGをダウンロードする。rawrite.exeを起動すればイメージソースが聞かれるので、HDCLFD.IMGを指定する。内容はフロッピーディスクに書き込まれるので、予めセットしておこう。

そうすると出来上がるのが専用のLinuxシステムだ。PLAMOLinuxを修正して作られているらしい。消去方法の具体的な内容はないが、必要があればオリジナルを作る事もできる。実際の手順としては高速と完全の二種類が存在する。

1枚のFDと、専用のPC(大層なものではなく)さえ用意しておけばいつだって簡単に作業できる。機密情報を護るためにも実践あるのみだろう。

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