Fire File Copy サムネイル

人にもHDDにも優しく

大量のファイルの移動、コピーは非常に時間がかかるようになってきた。繰り返すのはHDDにも良くない。そんな時にはこれを使って解決しよう。

人にもHDDにも優しく

Fire File Copy スクリーンショット

HDD容量が増大するにつれて、再インストール時の苦労が増えてくる。例えばファイルのコピーがそうだ。数GBのファイルを移動するのに数時間かかってしまう。折角再インストールしてクリーンな状態から始めようと思っているのに、気持ちが萎えてしまう。

大量のファイルを書き込んだり、消したりするのはハードウェア的にもあまり良くはない。コピーや移動はOS側の制御でどうしようもないとお思いだろうか。そんな事はない、成せば成る、成さねば成らぬ何事も。

本日紹介するフリーウェアはFire File Copy、高速ファイル操作ソフトウェアだ。

Fire File Copyの動作原理としては簡単に言えば、内容をメモリに蓄えてから書き出すという仕組みをうまく使っていると言う事だ。少しずつ読み出して、少しずつ書き出すからガリガリ言う。そこでメモリのバッファリングを大きくする事で、HDDに優しい機構になる。

実際試してみた所では、185MB/4600ファイル/76フォルダと言う条件で、エクスプローラ2分12秒、Fire File Copyが1分57秒と言った所だった。これはネットワーク上のファイルだったので、状態によって負荷が変わっている可能性がある。だが、速さはそれと分かるほど感じられるものだった。

右クリックから操作も可能なので、普段のコピー、移動を変更すればストレスが軽減されるだろう。大量のファイルで困っている方に勧めてあげよう。

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