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現状を知る

認証統合の動きに合わせて需要が高まっているLDAP。性能を測るべく、ベンチマークを行おう。

現状を知る

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大抵のサービスではユーザが減る事を想定していない。増加する一方だ。そうなると初期の段階では提供できていたレスポンスが、徐々に悪くなってくる。そしてハード増強やソフトウェア、インフラの見直しが行われる。

悪くなってからの対応は後付になってしまい、利用者の心象は悪い。やはり予め負荷テストを行い、更に定点観測する事で一手先んじておく構えが重要だろう。

本日紹介するフリーウェアはDirectoryMark、LDAPのベンチマークソフトウェアだ。

LDAPに対する需要は高まりつつあるし、ActiveDirectory等でも利用されているが、意外にないのがベンチマークソフトウェアだ。DirectoryMarkが唯一ではなかろうか。

測定のためにはテスト用のLDIFを作成し、追加する。更にそのテスト用データを元にテストスクリプトを作成し、そして実行すると言うちょっと面倒な手順が必要だ。ちなみにテスト時間もかなり長い。

だが、これ一つで検索、追加、削除や更新のテストもできる。だが、現状を知る事は改善ポイントにつながり、より良いサービス提供の源泉になり得るだろう。

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