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エンタープライズCMS

知の集約を実現するCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)。企業レベルで、ハイレベルなCMSを求めるのであればECM(エンタープライズ・コンテンツ・マネジメント)を導入すべきだ。

エンタープライズCMS

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企業内でCMSを利用するケースが多くなってきている。情報の集約、共有を進めるのは重要だ。個に頼る経営ではなく、集団による知の集約は新たな力になり得るはずだ。

WikiをCMS的に利用するケースもあるが、大抵問題になるのがファイル管理との整合性の取り方だ。ファイルはWindows共有で、データをCMSにすると大抵複雑、更にメンテナンスの問題が発生する。そこで利用すべきでは上級CMS、ECMだろう。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはAlfresco、オープンソースECMだ。

ECMはEnterprise Content Managementの略で、商用レベルのコンテンツ管理システムを提供してくれる。Java(Tomcat/JBoss)+MySQLベースで動作するので、プラットフォームを選ばず利用できるだろう。

基本的な機能として、バージョン管理できるライブラリシステム、ワークフロー、ダッシュボードやデスクトップアクセス等がある。WebDAVインタフェースも提供されている。コンテンツはWYSIWYGなHTMLエディタが利用できるので、問題なくどんどん追加できるだろう。

日本語化は一部文字化ける場合があるのが残念だが、非常に強力なECMなのは間違いない。更にPHPライブラリやWebサービスインタフェース、Firefox Extensionも用意されており、様々なニーズに対応できそうだ。

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