優れたツールに優れたサブ・ツール

HostAPなどの利用状態を管理するツールです。

優れたツールに優れたサブ・ツール

昨日はLinux PCを無線LANアクセスポイントへ転換利用するHostAPをご紹介した。さて、これの管理インタフェースはどうなるのだろう。誰が接続している、帯域の状況などが分からないのは不便だ。

勿論、HostAPにはCUIの管理ツールが付属している。だが、これだけでは物足りなさがある。現時点での状況は分かるが、過去データが分からない、自動化しづらい…そもそもCUIが嫌だ、などなど。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはWiFiAdmin、HostAPのWeb管理インタフェースだ。

WiFiAdminはCronでデータを取得し、蓄積する。PHP+MySQLによる構成だ。接続しているユーザ、MACアドレスの一覧なども取得できる。

帯域の利用状況が後から閲覧でき、RRDToolのようなグラフを描き出してくれる。HostAPを入れるのであれば、管理用インタフェースとしてお勧めだ。

オープンソースの良さは一括で提供せずとも、優れたツールには優れたサブ・ツールが生み出される点にある。WiFiAdminが正にそれだ。