OS3Grid
更なる飛躍
ブラウザ上でグリッド表示を行います。DHTML+CSS+JavaScriptによる実装です。
更なる飛躍
クライアント企業の要望はどんどん複雑、高度化していく。AjaxやWeb2.0と言われる類の情報を見てしまうと、まるでそれが容易に実現できるかのように要望を出してきたりする。技術が直ぐに広まる世の中は非常に大変だ。
とあるクライアントはブラウザ上でExcelのような表操作ができると言う話を聞いたらしい。あまりの内容にブラウザ上でExcelが動作したのかと思ったが、どうも違うらし。コミットすれば実際にデータベースにデータが反映されたらしいのだ。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはOS3Grid、JavaScriptで実装されたグリッド表示ソフトウェアだ。
実装はDHTML+CSS+JavaScript、それだけ分かったら後はサンプルを見るのが一番早い。ソート、行の色変更、クリックアクションと何でもござれだ。カラムの自動サイズ調整やセル編集(更に値チェックまで!)なんて機能もある。
これらの機能がJavaScriptで実装され、自分好みの表示設定も容易と言うのがOS3Gridの売りだ。カラムが上部に留まり続ける訳ではないので、大量のデータで利用するのは難しいかも知れないが、固定量であれば十分実用できる。
表計算はビジネスの場で度々使われながら、ブラウザ上では表現が難しいと言う現実がある。だが、その壁を乗り越えた時、Webアプリケーションが更に飛躍するのではないだろうか。
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