Media Player Classic サムネイル

原点回帰+α

Windows Media Player 6.4を模した、高機能メディアプレーヤです。

原点回帰+α

Media Player Classic スクリーンショット

バージョンアップと言うと、不便さが解消されそうな雰囲気がある。だが、もう十分と言うほど機能的になったソフトウェアでも更にバージョンアップする事がある。確かに開発を停止するのは難しいが、過剰な機能追加はハードウェア要件があがったり、不要な機能が増えるといった弊害をも生み出す。

さて、動画を再生するのに不満を持った人がいた。なぜこんな不便な、重たいソフトウェアを利用しなければならないのか。更にメディア形式ごとに専用のプレーヤが必要と言うのは面倒過ぎる。そう、再生の原点に還ろう。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはMedia Player Classic、軽快な動画再生ソフトウェアだ。

Media Player ClassicはWindows Media Player 6.4に近い外観をしている。また、その軽快さを思い出させる、機敏な動作をしてくれる。とは言っても機能まで縮小された訳ではない。AVI、CDDA、CDXA、Mpeg AudioやOgg、MP3なども再生できる。DVDも内蔵したMPEG2デコーダーを使って再生可能だ。

更にDivX、QuickTime、RealAudioのコーデックを用意する事で、それぞれの形式にも対応できる。再生するだけで様々なスプラッシュ、プロ版購入のダイアログ等が出て面倒だった苦労がなくなる。

他にもFlashプレーヤとしての利用やプレイリスト対応、字幕対応など見た目の軽量さとは違う、骨太なソフトウェアだ。

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