モバイルAP

Linuxをアクセスポイントに!

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最近のノートPCには大抵、無線LANが搭載されるようになってきた。有線と異なり、移動しながらや場所を選ばず(有効範囲内ではあるが)ネットワークを利用できるのは一度使うと手放せない。

さて、ここにノートPCが複数台。RJ45のジャックが一つで、ハブはない。インターネットを使いたいがどうしたものか…。交代で使っても良いが、できれば同時が良い。さぁこれを試してみようか。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはHostAP、Linuxを無線アクセスポイントにしてしまうソフトウェアだ。

原理としてはルーターと同じようなものだろうと思う。しかしはるかに高度で、更に多少面倒だ。だが、これを導入すれば、Linux無線アクセスポイントを介して皆でインターネットへ接続することが出来るようになる。

HostAPはPrism仕様の無線LANチップセットに対応している。機能としてはWEPは勿論、WPA-PSK、EAPやRADIUS認証にも対応している。幅広く利用できる。

言うなればモバイルAP、本来固定のはずのAPを移動してしまう。リソースの有効活用としても面白い試みではないだろうか。