CinePaint
更に高みへ
GIMPから派生した32bit画像をサポートした画像編集ソフトウェアです。
更に高みへ
クリエイティブな志向は留まる所を知らない。更に本物、更に本質に迫ろうとしている。それは何も、高価な機材やソフトウェアだけに許される世界ではない。オープンソースが先んじている場合すらあり得る。
最も高度で、最も繊細な画質が要求される映画界。最近のCGなどは正に実写のレベルと言っても過言ではないだろう。この画像を生み出すのにオープンソースが利用されているとしたら物凄いことだと思わないだろうか。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはCinePaint、ハリウッドレベルの画像編集ソフトウェアだ。
CinePaintはGIMPから派生したソフトウェアで、初期段階はGIMP CVS中のHOLLYWOODブランチ、次がFilm Gimpプロジェクトとなった。そして開発スタンスや目指すべき所の違いにより、CinePaintと名称を変更している。
CinePaintは元々GIMPで16bitの画像を扱うために開発が進められた。そして現在では32bitに対応している。これはAdobe Photoshop CS2と同様のレベルだ。ラストサムライの矢を加えると言ったような加筆や埃除去で数多くの映画制作で利用されているらしい。
GIMPは日本語化され、通常の画像編集では十分すぎるレベルに達している。CinePaintは更に上、プロフェッショナルレベルの編集を可能にしている。
CinePaint レビューはこちら