VMWare Player レビュー (3)

動作確認

特にここまで問題なければ、初回起動時の設定画面が表示されるはずだ。ここは通常のCentOS設定と変わらない。必要な事項を入力して、完了だ。

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そしてログイン画面が表示される。今作成したユーザか、rootユーザでログインすれば良い。まずここまでが最低限のインストール作業となる。

ネットワーク

VMWare Playerにおけるネットワーク設定は幾つかある。各自の環境によって選択肢が異なるだろう。筆者の環境ではブリッジ接続で行っている。ブリッジ接続はVMWare PlayerのタイトルバーにあるEthernet横で選択できる。設定が完了すれば、無事VMWare Playerからインターネットに接続できる。ここでyumを行い、現時点で最適な環境になれば、後はファイルをコピーしておこう。そうすればいつでも現時点に戻すことができるようになる。尚、gzipを使って圧縮した所、サイズは920MBくらいになった(上記20GB版のイメージファイルを利用した場合)。

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FirefoxにてMOONGIFTへ接続する

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SSHで接続する

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Tips -3

VMWare Playerを利用している上で気になるのがモニタ解像度だろう。800×600で固定となっており、最近のアプリケーションを利用するには見づらい状態になっている。これを変更するには、/etc/X11/xorg.conf を編集する。

Section "Screen"
 Identifier "Screen0"
 Device "Videocard0"
 Monitor "Monitor0"
 DefaultDepth 24
 SubSection "Display"
 Viewport 0 0
 Depth 16
 Modes "1024x768" "800x600" "640x480"
 EndSubSection
 SubSection "Display"
 Viewport 0 0
 Depth 24
 Modes "1024x768" "800x600" "640x480"
 EndSubSection
EndSection

 :

Section "Monitor"
# HorizSync 31.5 - 37.9
# VertRefresh 50.0 - 70.0
 Identifier "Monitor0"
 VendorName "Monitor Vendor"
 ModelName "Unknown monitor"
 HorizSync 1.0 - 10000.0
 VertRefresh 1.0 - 10000.0
 Option "dpms"
EndSection

のように書き換える事で1024×768が設定可能になる。

1024×768での起動画面

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総論

今回はCentOSで設定を行ったが、他のOSであってもさほど変わらない操作でインストールができるだろう。また、ISOイメージファイルでなく、CDであってもさほど操作は変わらない(むしろ更に簡単だと思う)。

インストール操作は簡単ながら、非常に快適な環境を得る事ができる。QEMUを利用してインストールする方法もあるが、VMWare Playerのみで済むこの方法の方が個人的にはお勧めだ。テスト環境として、様々なツールを試すも良し、ブラウザテストをするのも良いだろう。使い道は十二分に考えられる、非常に有意義なソフトウェアだ。

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