VMWare Player レビュー (2)

設定ファイルの修正

ではインストールの開始だ。と、その前に設定ファイルを修正しよう。先ほど解凍したBrowser-Applianceフォルダの中のBrowser-Appliance.vmxがそうだ。これをテキストエディタで開こう。

開いたら、文字列が並んでいるのが分かると思う。その中のIDE Storage以下を修正する。

(クリックすると拡大します)

======================= 元(ここから)
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.startConnected = "TRUE"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
======================= 元(ここまで)

となっているのを

======================= 修正後(ここから)
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "C:/vmware/CentOS-4.2-i386-bin1of4.iso"
ide0:0.deviceType = "cdrom-image"
ide0:0.startConnected = "TRUE"
ide0:0.autodetect = "TRUE"

ide0:1.present = "TRUE"
ide0:1.fileName = "C:/vmware/CentOS-4.2-i386-bin2of4.iso"
ide0:1.deviceType = "cdrom-image"
ide0:1.startConnected = "TRUE"
ide0:1.autodetect = "TRUE"

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "C:/vmware/CentOS-4.2-i386-bin3of4.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.startConnected = "TRUE"
ide1:0.autodetect = "TRUE"

ide1:1.present = "TRUE"
ide1:1.fileName = "C:/vmware/CentOS-4.2-i386-bin4of4.iso"
ide1:1.deviceType = "cdrom-image"
ide1:1.startConnected = "TRUE"
ide1:1.autodetect = "TRUE"
======================= 修正後(ここまで)

と修正する。

Tips - 1

上の設定は以下を意味している。

 ide0 Primary
 ide1 Secondry
 :0 Master
 :1 Slave

Tips - 2

尚、先ほど解凍した「Browser-Appliance.vmdk」は約10GBのパーティションとなっている。CentOSの場合、若干物足りなさを感じる人もいるだろう。その場合は、Building an Oracle 10g Two node cluster using VMWare Workstation 5.0から20G.zipをダウンロードして使ってみても良いだろう。これは20GBのパーティションで、中身はないようだ。もしこのファイルを使用するのであれば、設定ファイル中の「# SCSI Storage」以下にある、

scsi0:0.fileName = "Browser-Appliance.vmdk"

scsi0:0.fileName = "20GB.vmdk"

に修正しよう(20GB.vmdkはBrowser-Appliance.vmdkと同じ階層に置いてあるとする)。

さて、設定ファイルの修正を終わったら、VMWare Playerを起動してみよう。そこで最後の注意点だ。VMWare Playerが起動したら、BIOS設定画面に入らなければならない。起動時の画面をクリックし、VMWare Player側の操作に入る。そこでF2を押せば良い。そこで行う作業は、CD-ROMからの起動をHDD起動より優先させるという設定だ。終わったらF10を押し、起動を開始すればCentOSのインストール画面が表示されるだろう。

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インストール作業自体はAnacondaを利用してGUIで進むので特に問題はないだろう。注意点があるとすれば、パーティションの設定くらいだ。自動ではなく、手動で設定しよう。

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先程の設定ファイルで指定した通り、インストールディスクを全て指定しているのでインストール中はCDの入れ替えを要求される事もない。放っておけば終わる。そして完了したら、Power Off and Exitを選択してVMWare Playerを終了させる。

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VMWare Playerが終了したら、設定ファイルを元に戻す作業を行う。先ほど書き加えた部分を消し、

======================= 再修正(ここから)
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.startConnected = "TRUE"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
======================= 再修正(ここまで)

に戻す。それが終わったらVMWare Playerを再度起動しよう。

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