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次世代型Wiki

セマンティックWikiと言う呼び名を持つWikiエンジンです。

次世代型Wiki

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今日は何と土曜日だ。一週間経つのは何と早いものか、うかうかしているとあっという間に一年が過ぎ去ってしまう。そんな事を気にしつつ、本日もウィキサタデーだ。実はウィキサタデーの最初は丁度一年前のSWikiから始まっている(その前からWikiエンジンはちょこちょこ紹介していたが)。遂に二年目に突入と言う訳だ。

二年目最初に相応しく、上級なエンジンの紹介だ。RSSやFOAFで知られるセマンティックWebと呼ばれる次世代の技術がある。データをメタ化し、連携させていく非常に面白い試みだ。WikiエンジンでもRSSを配信しているものは多いが、更に一歩踏み込み正に融合する事を目指しているWikiがこちらだ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはIkeWiki、セマンティックWikiと呼ばれるWikiエンジンだ。

はっきり言おう。これが結果として何を生み出していくのか、筆者には分かりかねている。機能で言えば、MediaWiki(Wikipedia)風の画面構成で、コンテンツの編集とIkeWiki独自である属性の編集がある。UTF-8に対応しており日本語も問題なく通る(RDF出力ではなぜかSJISと認識される事もある)。

システム自体はTomcat上で動作するが、海外製Wikiエンジンとしては珍しくPostgreSQLが必要になる。また、contextタブを見ると、付与した属性がグラフィカルに確認できる。

FOAF等であれば、Wikiを利用する事でWeb上で容易に自分のデータをアップデートする事ができると言う利点がある。それは他のスキーマでも同様だろう。現時点では次のステップが見えづらいが、潜在価値は非常に高いと考えている。