Easy SVN Browser サムネイル

クライアントの設定不要

ブラウザ上で動作するSubversionリポジトリブラウザです。

クライアントの設定不要

Easy SVN Browser スクリーンショット

やりたい事が決まっている中で、その準備に時間がかかってしまうのは大きなストレスだ。更に各OSレベルで対応が異なると、本来の目的が何だったのか忘れそうになってしまう。そんな時にブラウザのシステムは簡単だ。面倒な部分は全てシステム内部で片付け、インタフェースとして共通のHTMLレベルにしてくれる。

今回はSubversionを考えてみたい。開発者ではなく、管理者であれば閲覧さえ出来れば良いという事はよくある。そんな時にコマンドラインを叩いたり、別なシステムを入れて設定するのは面倒だ。手軽にささっと見られるのが良い。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはEasy SVN Browser、ブラウザベースのSubversionリポジトリブラウザだ。ソースは公開されているが、ライセンスが明確になっていないのでご注意されたい。

PerlのCGIスクリプトとして動作し、Webサーバにアップ後、SubversionとApacheのパス設定、キャッシュフォルダとCGIのパーミッション設定さえ終われば動作する。非常に簡単だ。

基本的な操作としては、閲覧になるのだが、リビジョン情報の表示や、一つ前の変更との差異表示機能もある。日本語が文字化けしてしまうようだが(エンコードの所為かも知れない)、誰がいつ、どんな変更を行っているかの状況把握には十分だろう。

多機能で専門的なソフトウェアも良いが、まず目的を満たすのが先決だ。目的が多機能を必要としていなかったら、単機能、更に導入コストが低いものがベストだろう。クライアント側は設定が不要なブラウザシステムの利点だ。

Easy SVN Browserのレビューはこちら