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WWFSの実現

WWSF(World Wide File System)を実現するソフトウェアです。

WWFSの実現

Localhost スクリーンショット

オンライン上に百科事典を作るプロジェクト、Wikipediaはご存知だろう。インターネットと言うグローバルなインフラの中で、集合知が蓄積されていくのはとても面白い。

その考え方を用いて、ファイル版のWikipediaを作り出そうと言う考えがある。世界に一つの巨大なシェアドライブを作り出すのだ。だからと言って、巨大なサーバを用意する必要はない。P2Pの技術を応用するのだ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはLocalhost、ブラウザで利用するWWFS(World Wide File System)だ。

Localhostの基本技術はP2P、最近良く耳にするBitTorrentの技術を利用している。更に、それを利用したAzureusと言うオープンソース・ソフトウェアを改造して開発されている。

ここでファイルをアップ、または削除、修正すれば全世界のファイルシステムに反映される。まさにWikipediaの世界だ。BitTorrentの技術により、各クライアントでファイルを持ち合う(しかも一部)事で、全体の信頼性と安定性を高める事が出来る。

P2Pは悪い方面での利用が目立つため、原理そのものが怪しまれてしまうが、技術自体は素晴らしいものだ。こういった次世代の利用法が確立すれば、全く新しい価値観が生み出されるに違いない。

尚、毎度の事になるが違法ファイル交換が目的のファイル共有を肯定化するものではなく、私自身はファイル共有は反対な事を明記しておく。