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LinuxでWindowsヘルプ

OSの垣根を越えてファイルが共通化できれば、コンテンツ提供側、受け側双方にメリットがある。それはこれも同じく…。

LinuxでWindowsヘルプ

GnoCHM スクリーンショット

Webベースのシステムの流行に伴って、OSの壁は徐々に取り払われようとしている。また、OpenOfficeやFirefoxなど、OSを越えて利用できるソフトウェアもそれを後押ししている。

Windowsで便利なソフトウェアはLinuxや他のOSでも便利な場合が多い。作る側にとっても二度手間はなくなり、提供される側もOSを問わない事で選択範囲が広がる。それは大抵のものについて言えるだろう。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはGnoCHM、Gnome向けのCHMファイルビューワーだ。

CHMファイルとは、Windowsヘルプ用ファイル形式で、コンパイル済みHTMLヘルプファイルの事だ。Windows向けのファイルだが、GnoCHMを使う事でLinuxでも閲覧できるようになる。

GnoCHMではWindows同様、目次や全文検索の機能を使う事が出来る。非常に残念なのは日本語が文字化ける事…目次は日本語表示できるのだが、コンテンツが化けてしまう(もし可能にする情報を知っていたらご教授下さい)。

だが、ここまでOKならば可能になるのも間近だろう。そうなればLinuxでもWindows同様の恩恵にあずかる事が出来る。OSの壁はどんどん低くなっている。