Apcupsd サムネイル

安定した電源管理

APC社のUPSを管理するソフトウェアです。

安定した電源管理

Apcupsd スクリーンショット

「あれ?」そんな声に振り返ってみると、一人青ざめた顔をしている。「突然、画面が真っ黒になっちゃった!」「えっ、そんな事は…」と思って辿った電源ケーブルは確かにユーザのPCに刺さっているものだった…。

ノートPCを除けば、電源ケーブルは未だにPCの生命線になっている。抜かれれば「超」強制終了が実行される。クライアントPCレベルならまだ良いが、サーバではそんな事は許されない。また、人為的ならず突然の電源断から機器を守るのがUPS(無停電電源装置)だ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはApcupsd、APC製のUPS管理ソフトウェアだ。

そう思ってみると、これまで使ってきたUPSは全てAPC製だった。利用しているのは全てSmart-UPSと呼ばれるシリーズで、こちらではPowerChute plusと言う管理ソフトウェアが付属する。だが、その他ではサポートされていない。その場合に利用するのがApcupsdだ。

何と言ってもWindows、Linux、Mac OSX、FreeBSD等に対応している。また、一台のUPSに複数台のPCをぶら下げている場合でも、各PCが通信して的確に対応できる。

最近はサーバが手元ではなく、遠隔地に置く事が多くなってきた。緊急時にそばにいる事無く、無事に終了、そして電源復旧時の起動ができればシステムの安定性はぐっと増す。