パーソナル・ラジオの時代、はじまる

RubyによるコマンドラインベースのPodcastingクライアント・ソフトウェアです。

パーソナル・ラジオの時代、はじまる

2004年から今年にかけて、ブログの人口が爆発的に増えた。個人、著名人、芸能人、はたまた国会議員に至る多数の人達が情報を発信している。

次の段階として待ち受けているのがPodcastingだ。つまり音声ファイルによるブログで、パソコンやiPodをはじめとしたMP3プレーヤで聞くブログだ。iTunesを使えば手軽だが、iPodをお持ちでない方もいるだろう。そんな場合はこのソフトウェアが選択肢になってくる。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはArmangil’s podcatcher、Podcastingクライアントソフトウェアだ。

Rubyで作られたスクリプトなので、Windows/Linux/Mac OSX上などで動作可能だ。コマンドラインベースで動作するので、自動化も簡単に実現できる。

コマンドを実行すると、音声ファイルのダウンロードと、それのプレイリスト生成を一括して行ってくれる。後はお気に入りのMP3プレーヤで聞くだけだ。

日本ではまだまだ走り出したばかりのPodcastingだが、来年には格段に広がっている事と思う。その際に重要なのが手軽なクライアント・ソフトウェアの存在だ。podcatcherにGUIインタフェースを付けるだけで、ユーザ数は一気に増えそうだ。