遠い宇宙

平面画像データを元に球体をレンダリングする惑星シュミレータです。

遠い宇宙

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野口さんを乗せたディスカバリーが無事地球に帰還した。帰還後の会見で、直ぐにでもISS(国際宇宙ステーション)に戻りたいと述べている。とても素晴らしい体験だったのだろう。

まだ高嶺の花ではあるが、民間人の宇宙旅行もはじまっている。近い(遠い?)将来、宇宙旅行は身近になっているだろうが、それまではこれで我慢する事にしよう。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはXplanet、惑星レンダリング・ソフトウェアだ。Windows版とLinux版、それにMac OSX版がある。

簡単に言えば、惑星の平面図を基に立体的な球体(他にメルカトル図法やモルワイデ投影図法等)で描き出してくれるソフトウェアだ。更に現在の時刻や表示位置を変える事で、現在の地球の状態に合わせた画像を作り出す事が出来る。

基本的な使い方としては壁紙への設定だ。時間が経つにつれ、刻々と表示が変化していく(気付く程ではないだろうが)。更に雲の画像を組み合わせたり、全く別な惑星(火星や木星等)を使うことも出来る。見ている位置を変える事も可能だ(デフォルトは太陽から)。

基本はコマンドライン操作だが、xPlanetControlと言うGUIツールもある。これを使えれば操作も簡単だ。遠い宇宙に思いを馳せ、時間を忘れないようご注意の程を。